“ビジネス”というリングの上であなたは「挨拶」を武器にできるか

●4月1日にある飛び込みセールスが弊社に来ました。
「こんにちは、○○株式会社に今日入社しました---と申します。・・・少しお話を聞いていただけますか?」今日入社しました、とは無下に断りづらい作戦。挨拶は初々しく好感が持てましたし、なかなか立派でした。

●皆さんは第一印象がどのくらいの時間で決まるかご存知でしょうか?実は3、4秒で決まってしまいます。この短い数秒で顧客に歩み寄り、目を合せ、ご挨拶の第一声をかけ、初めて会う相手ならば名刺交換です。「私○○と申します。よろしければお名刺を交換させていただけますか」など。「挨拶」は“今日のビジネス”という舞台の重要なファーストステージです。

●「挨拶」の時のお辞儀は頭の下げる角度が重要ではありません。ビジネスマンとして相手に敬意を払い、“今日のビジネス”を成功させるという意気込みを形に表す事です。形に表す→相手(お客さま)に見せる→自分をいかに演出するか ということになります。“今日のビジネス”という舞台で、重要な提案があるときに、ペコリとお辞儀をしてしまってはいけません。だからこそ、お辞儀の角度は“30度”という新入社員研修があるのです。
自分をどう演出するか?頭のてっぺんから靴元まで気を遣う必要があります。

●顧客訪問の際にいつも私が気をつけていることは“くまなく全身で感じ取る”ということです。
たとえばその企業の受付では、他に来訪している人や置いてある資料・ご案内を見るとか、受付からご案内いただく数十秒の間にかいま見えるオフィスのムードを、(くれぐれもじろじろと見ないように)会議室や応接室に通されても同様に、くまなく全身で感じ取ることです。

●そうして受け取った情報を面談でお会いした方にお伝えすることで「あなたの会社を知ろうと努力しています。だからあなたの会社に有益なビジネスを一緒に作っていきたい。」という前向きな姿勢を伝えることができるからです。

このファーストステージをクリアして次のステップ、プレゼンテーションに進んでいきます。

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挨拶をマナーとして捕らえるだけでなく、ビジネス成功の第一歩と考えましょう。

弊社では、社会人向け研修をご提供しております。

インソースの新人研修 
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