「私の情報論」(前編)
1.情報とは?
情報、特に電子データ化された情報は非常に希な「ビジネス資源」だと考えています。他の資源は、利用したら減りますが、情報は多くの人に利用される事によって、価値が増大していきます。自分を含むの多く人に度々利用される情報は極めて価値が高いと言えます。
会社全体の仕事の生産性を高める為には、いかに情報を他の人に使いやすい形にして残しておくかが極めて重要になります。
整理がされていない「情報」は、他者に使いにくいだけでなく、場合によっては、誤解、ミスを産む事にもなり、マイナスの価値を産みかねないので、注意が必要です。
2.弊社での情報(特に電子データ)取り扱いのルール
とは言え、情報の整理には時間・人件費コストがかかります。よって、弊社では整理のルールを以下の様に決めてます。
A:「整理」のための「整理」はしない
ただ、やみくもに情報(電子データ)の整理はしない。入手するだけで使わない(使えない)情報は実に多い。実際に使った後、体系化して保存する。
B:電子データを作ったら、必ず体系的に保存する。
自分で時間をかけて作った電子データ・資料は他者に再利用される可能性が高い。よって必ず、体系的に電子データとして保存する。その際、一定のルールに従い保存する。
C:電子データ保存ルール
・データには作成日付を付けておく
〜自分で作った日付をかならず、ファイル名の一部に記載しておく(050103.情報名.TXT 等)
・作業の中間で未完成のものは分別管理し、絶対にそのまま置いておかない。
・体系だって整理する〜アイウエオ順、ABC順など、体系化できるものは、かならず、体系化しておくこと。
D:電子データだけではデータを残せない。
残念ながら、紙はコンピューターより信用できる。重要なデータは紙でも残す事。(SEとしての経験で言えば、コンピューター程、ダメで信用できないものはない)
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